USBハードディスクをautofsで使う方法(その2)

Linux

はじめに

以前にautofsで外付けUSBハードディスクをマウントする方法を書きました。
このときは/backupの下にマウントしていましたが、ルートディレクトリの直下にマウントしたかったので設定ファイルを見直しました。

環境

- Debian12 bookworm
- autofs 5.1.7-1+deb11u2

方法

マウント先は「/usb」とします。
autofsの設定を行うため「/etc/auto.master」を編集します。

sudo vi /etc/auto.master

ファイル内容は以下となります。

/- /etc/auto.usb

USBハードディスクのUUIDを調べます。
今回は「7xxxxb02-98cb-xxxx-95be-afe7xxx5a3da」です。

sudo blkid

/dev/sdc1: UUID="7xxxxb02-98cb-xxxx-95be-afe7xxx5a3da" BLOCK_SIZE="4096" TYPE="ext4" PARTUUID="a8xxx939-a52f-xxxx-xxxx-065xxxxce21e"

新規に「/etc/auto.usb」を作成します。

sudo vi /etc/auto.usb

ファイル内容は以下となります。
今回はUSBハードディスクをext4でフォーマットしたので「ext4」を指定しました。
xfsでフォーマットした場合は「xfs」を指定します。

/usb -fstype=ext4,rw :/dev/disk/by-uuid/7xxxxb02-98cb-xxxx-95be-afe7xxx5a3da

autofsを再起動します。

sudo systemctl restart autofs

自動でマウントできるか確認します。

ls -la /usb

df -h

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