AviUtlと経過時間と矢印

Windows

はじめに

以前にMATLABで動画に矢印を入れるスクリプトなどを作りましたが、MATLABのバージョンを「R2013b」にしたところ、原因は不明ですが挿入した文字などが汚くなりました。
仕方がないので、AviUtlで文字、経過時間、(点滅)矢印の挿入を行いました。

環境

  • AviUtl ver.1.00
  • AviUtl拡張編集 ver.0.92
  • AviUtl拡張編集用矢印点線スクリプト(2011.08.10)
  • AVIファイル(音声なし)(512×256、24bit、10fps) 1個

行ったこと

  • 文字を挿入
  • 経過時間の挿入
  • 矢印の挿入
  • 矢印が点滅する

拡張編集をインストールする

AviUtlのディレクトリの中に「Plugins」という名前のディレクトリを作成する。
拡張編集を解凍して「Plugins」にコピーする。

AviUtl拡張編集用矢印点線スクリプトをインストールする

上記で作成した「Plugins」ディレクトリの下に「script」ディレクトリを作成する。
「AviUtl拡張編集用矢印点線スクリプト」を解凍して「@GH矢印点線.obj」を「script」にコピーする。

AVIファイル

AviUtlで読み込めないAVIファイルは、TMPGEncなどで読み込んでから「無圧縮AVI(音声無し)」で再保存する。
サイズ、フレームレート、音声の有無などは同じにする。

AviUtlの設定ファイル

今回作成したAviUtlの設定ファイル。
7ZIP形式。
AviUtlの設定ファイル

AVIファイル

今回使ったAVIファイル。
真っ黒。
左右同じものなので、ダウンロードしてから「画像右.avi」と「画像左.avi」の2ファイルにコピーして使う。
aviutl-avi.7z

タイムラインのレイヤー内オブジェクトの選択など

Ctrlキーを押しながらマウスで選択して、そのままCtrlキーを離さずに移動させる。
また、Ctrlキーを離さずに右クリックすれば、コピーや削除などが行える。

タイムラインの拡大・縮小

左上のバーをマウスで移動させる。

AviUtl拡張編集用矢印点線スクリプト

「@GH矢印点線.obj」はテキストファイル。
色々な説明が書いてある。

動画の挿入

1. 「設定」→「拡張編集の設定」で「拡張編集」ウインドウを開く。
2. AVIファイルを「拡張編集」ウインドウにドラッグアンドドロップする。
3. 「新規プロジェクトの作成」ウインドウが開く。
・横に並べるので、画像サイズは512×256にする。
・フレームレートはAVIファイルと同じ10fpsにする。
・音声はないので音声レートは無視。
・OKボタンを押す。
4. 「拡張編集」ウインドウでAVIファイルを左端に寄せて、開始時間をゼロに合わせる。

経過時間の挿入



1. 「拡張編集」ウインドウでカウンターを挿入するレイヤーで右クリックして「メディアオブジェクトの追加」→「カスタムオブジェクト」を選択する。
2. カスタムオブジェクトのウインドウで「カウンター」を選択する。
3. カスタムオブジェクトのウインドウで「表示形式」を「6」、ゼロから始めるので「初期値」は「0」、1分毎の場合は「速度」を「600」、「X」、「Y」で座標などを指定する。
4. 文字のフォント、色などは「設定」ボタンから行う。
5. 座標はマウスで大まかに合わせてから、スライドバーで微調整する。

矢印の挿入


1. 「拡張編集」ウインドウで矢印を挿入するレイヤーで右クリックして「メディアオブジェクトの追加」→「カスタムオブジェクト」を選択する。
2. カスタムオブジェクトのウインドウで「矢印線~」、「点線~」を選択する。
3. 座標、色、傾きなどを指定する。
4. 座標はマウスで大まかに合わせてから、スライドバーで微調整する。
5. 今回は実線なので、赤枠で囲った部分のみ変更する。

矢印(点滅)の挿入

上記の矢印と同様。
今回は1レイヤーに1フレーム飛ばしで4個の矢印を入れた。
6個の矢印を点滅させるので6レイヤー分を作成した。

AviUtl

AviUtlのお部屋

AviUtlスクリプト Wiki

有用なスクリプトが掲載されている。
左にある「スクリプト紹介」の項目に矢印のプラグインがある。
http://aviutlscript.wiki.fc2.com/

直接のダウンロードは
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/67517.zip

TMPGEnc Video Mastering Works 5

「TMPGEnc4.0 XPress」の後継ソフトウェア。

index.php --- ①
.htaccess --- ②
directory
    ┣  index.php --- ③
    ┣  .htaccess --- ④
    ┣  wp-blog-header.php
    ┣  以下、省略

「https://xxx.xxx.xxx/」でアクセスしたい場合
① index.php
「directory」は適宜読み替え。
「https://xxx.xxx.xxx/directory」にWordPressをインストールしたが、「https://xxx.xxx.xxx/」でアクセスしたい場合は以下の設定を行う。
「directory」直下にある「③ index.php」を「directory」と同じ階層にコピーする。
「require __DIR__ . ‘/wp-blog-header.php’;」を以下のように書き換える

require __DIR__ . '/directory/wp-blog-header.php';

「http」プロトコルでアクセスされた場合に「https」に書き換える
契約しているレンタルサーバのコントロールパネルでSSL証明書を有効に設定する。
「directory」直下にある「④ .htaccess」を「directory」と同じ階層にコピーする。
「② .htaccess」と「④ .htaccess」の先頭に記述する。
(「④ .htaccess」への記述は不要かもしれない。)

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

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