これまで使っていた電磁シャッター制御アンプが壊れたため、同機能の安価な製品を利用して回路を作成してみました。
この製品は安価ですが、一通りの機能は備わっています。
この回路を使用することで、計算機(パソコン)から任意のタイミングで開閉できます。
また、手動でシャッターの開閉も行いたいので、スイッチも取り付けました。
回路に間違いがあればお知らせ頂けると幸いです。
電源
以下のスイッチング電源を使用しましたが、現在は生産終了のようです。
COSEL K50A-24 (24[V] 2.1[A])
COPAL EC-601
日本電産コパル(株)の電磁シャッターです。
COPAL EN-609
日本電産コパル(株)のホームページにカタログはありません。(T_T)
「B」はバルブで、任意の幅のTTLを加えることで規定外の秒時を設定できます。
http://www.nidec-copal.co.jp/
EN-609の電源電圧
DC 24[V]でも動作可能だが、シャッター秒時「1/125」は正常に動作しない。
EN-609のシグナルレリーズ作動
外部信号によりシャッターを動作させるためのもの。
端子番号「20」から「19」にTTL信号を印加するとTTLの立ち上がりで開き、立ち下がりで閉じる。
このときのシャッター秒時は、秒時切替えスイッチで設定した値となる。
規定外の秒時が必要な場合は秒時切替えスイッチを「B」(バルブ)として、任意の幅のTTLを加える。
EN-609のレリーズロック
回路が準備中の状態(約1秒)では、レリーズを行っても動作しない。
また、シャッター作動中もレリーズは動作しない。
EN-609のオフレリーズ
シャッター開状態で電源をOFFした場合、シャッター秒時に無関係に閉作動を行い、全閉状態となる。
その他
- 電源スイッチをONにするとLEDが約1秒点灯する。
- LEDが点灯しているとき、シャッター動作を行うことができる。
- シャッター作動中はLEDが消灯する。
- シャッターが作動終了後、次のレリーズまで約1秒の準備期間が必要。
- LEDの消灯は準備中を示す。
シャッタードライブ回路
外部スイッチ回路
その他
高速動作が可能なシャッター及び制御アンプには、以下のものがあります。
「UNIBLITZ LS2」は値段も手頃で外部TTLで操作も可能です。
実際に「National Instruments」の計測ボードとドライバを使ってC言語でプログラムを組んで「UNIBLITZ LS2」を使っています。
http://www.uniblitz.com/
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